2014年3月5日水曜日

リナシティみつばちプロジェクト巣箱除幕式典 (みつばちワルツ)

リナシティみつばちプロジェクト2014
序章:リナシティーみつばちプロジェクト 巣箱設置 (みつばちワルツ)
日 時:3月8日(土) 午後3:08 ミツバチの日 
     ※式典自体は15時には始まります。
場 所:リナシティ 4階屋上(予定)
内 容:セイヨウミツバチの巣箱除幕式典
その他:参加者にみつばちプロジェクトのバッヂをプレゼント予定。
ゲスト:門倉多仁亜(料理研究家) 



はちみつの起源は、ご存知でしょうか?そうゆう私も知りませんでしたが、歴史を紐解くと、農耕や牧畜が発明された新石器時代ころから始まっていたようです。
紀元前6000年頃に描かれたスペインのアラーニャの洞窟の壁画に、女性が高い崖で蜂の巣を採集しようと手を伸ばした絵があります。
このように危険を冒しながら手に入れ、蜜酒を造るために使われていたのではないかと、考えられています。ハチミツを発酵させて作る蜂蜜酒(ミード)は、『人類最古のアルコール』と言われており、ヨーロッパで古代から愛飲されてきたことが知られています。正直、呑んでみたいです。ハイ。
その絵の中に、彼女の周りに、大きく描かれたミツバチが6匹飛んでおり、ハチミツを手に入れるための話があります。

その他にもメソポタミア文明の象形文字にもハチミツに関することがらが記載されています。
現在のトルコ、カッパドキア近くの遺跡からもハチミツに関する洞窟壁画が発見され、紀元前6500年前のものと言われていますし、南イングランドの遺跡から出土した紀元前2500年頃の壺の中に、ハチミツが入れられていた痕跡が発見されています。このことからでしょうか、英語には「ハチミツの歴史は人類の歴史」という言葉があります。
また、紀元前2000年頃に作られた古代パレスチナ北部サマリナの石版には、皮膚病の治療薬としてハチミツを使う方法が記されています。すでに紀元前2000年頃には、食用としてだけでなく、薬としてもハチミツを使う方法が発見されていたのです。
ハチミツと人間の関係は、かなり古いようです。太古の人間にとって、ハチミツは、なかなか手に入らない貴重な甘味であり、栄養源であったのです。

そして、今回は、特別協力として、かのや養蜂園(石踊さん)さんに協力頂き、リナシテイの屋上にて養蜂を開始したいと思います。試みとして、屋上を始めとした市街地の緑化活動をデザインやプロデュースし、ヒートアイランド化の緩和に少しでも貢献し、鹿屋のの子供たちに、養蜂活動や緑化活動を体験してもらい、「食」と「農」のつながり、食べ物や生き物に対する感謝の気持ちを伝えていき、収穫したハチミツを、北田周辺のレストランや製菓店、BARなどで北田産ブランドとして商品化し、北田の街の中にて養蜂をするという新しい目論見で地域経済活性化を目指し、地域イベントへ積極的に参加し、はちみつだけではなく、蜜蝋を用いてキャンドル・石けんのワークショップを通じ、大隅のデザイナーや会社とコラボレーションし、農業や養蜂、食卓にまつわる製品の開発を行いたいと思います。

かのや養蜂園